誰でも簡単にできるお家の健康診断です。
定期的に行うことで、家の傷みの早期発見ができますので、是非やってみてください。
動画のように外壁を軽くこすってみてください。
もし動画のように手に粉がついてきたら、外壁の防水切れのサインです。
【原因】紫外線、熱、水分、風などによって塗装の劣化が起こることで発生します。
【症状】
表面の塗膜(油分の膜)がなくなっており、水をはじかず、吸い込んでしまう状態です。ですから、防水切れのサインであるといえるのです。
この現象を「チョーキング」と言います。
雨が降ったとき、どんどん水分を吸い込んでしまいますので、中まで浸透していく
と、大事な基盤の木の部分が腐ってしまうこともあります。早めのお手入れが必要と
なってきます。
動画のように外壁のひび割れをチェックしましょう。
ひび割れがあるとそこから雨水が中へ侵入してしまいます。
【原因】
外壁のひび割れの原因は様々です。
・地震による建物の揺れ
・自動車がよく通る場所や線路の近くでの振動
・台風時期などに建物に強い負荷がかかること
・夏の暑い時期の膨張と冬の寒い時期の収縮の繰り返し
・湿気や水分を吸っての膨張と乾燥して収縮の繰り返し
・凍結と融解の繰り返し
・建物の構造的な欠陥
など、原因が重なることでひび割れが発生します。
【ひび割れが起こりやすい場所】
・窓のサッシの回りは、サッシの重みで外壁への負担がかかりやすくひびも入りやすくなっています。
【症状】
当然ひびが入れば、雨水が中に浸入して下地の木などの部分を傷める原因になります。
その雨水を食い止めるために塗装をすることが必要になってきますし、必要があれば補修もしなければなりません。
外壁にコケやカビが繁殖していないかチェックしましょう。
もしコケ、カビが繁殖していたら、壁が水を吸い込んでしまっているサインです。
【原因】
緑の多い環境の良い所で多く見受けられます。
築年数は古くなくても見られる現象で、地域性の要素が大きいかもしれません。
【カビ・コケの生えやすい場所】
一般的に、コケ・カビが発生しやすい環境としては、周辺に池・河川・用水路・田畑・森林がある立地条件。窓の上側など、水や汚れがたまりやすい所。軒の出が短く、外壁に雨水がかかりやすい所などになります。
壁の表面がでこぼこしていると、水が溜まりやすくコケ・カビもつきやすいです。
【症状】
手で壁をこすると粉がついてきたときと同様で、防水効果が弱っていると考えられます。
家の耐久性にすぐ問題があるわけではありませんが、ずっと放置していては水分が浸透していき、大事な基盤の木の部分を傷める原因にもなりますので、早めのお手入れが必要となってきます。
外壁に、塗膜や素地がめくれているところがないかチェックしましょう。
もしめくれてしまっていたら、そこから素材に雨が直接染み込みます!
【原因】ベランダなどの雨がよくあたる部分に出やすい症状です。
【症状】外壁の塗膜がめくれ、素地が出てしまっています。放っておくと、素材に雨が直接染み込んでしまいます!
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